「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことをミッションに、誰かにとって不要になったモノが他の誰かの役に立つマーケットプレイスを目指すメルカリと、「人と地球にやさしい」をテーマに環境に配慮した商品を販売するなど、積極的に環境対策に取り組んでいたナチュラルローソンの想いが一致し、コラボが実現。
ある調査では国内では年間450億枚のレジ袋が使われていると推定されていますが、7月からのレジ袋有料化前のタイミングで今回の取り組みを行ったことで、
身近な店舗を通じて、社会問題となっているプラスチックとの向き合い方を考え直すきっかけ作ることができました。
クリエイティブ面では、有料化目前で世の中の注目が集まる中、捨てられることが多いレジ袋に小説という付加価値を加えることで、「身のまわりのモノにも一つ一つに価値があると気付きを与え、あらためてモノとの向き合い方について考え直すきっかけになる」ことを狙い実施。SNSから火がつき、民放各局をはじめ様々なメディアで議論を呼び大きな反響を生みました。
レジ袋自体に「小説が読める」という新しい機能を付け足すため、「読むレジ袋」とネーミングし、文庫本のようなデザインでレジ袋一面でモノガタリが読み切れるようなデザインに調整していきました。
また、印刷会社にも”小説を印字”した実績が過去になかった中で、機能的にも、読みやすい大きさでありながら、こすれてもよれないように試行錯誤を重ねました。